意外ときびしいローディへの道
Posted: 1月 3rd, 2010 | Author: Daichi Sakota | Filed under: 未分類 | Tags: bike | No Comments »さてさて。
「純粋な物欲」で買った自転車が、乗ってみたらどんな感じだったか書いていなかったね。
経緯を書くと長くなるので端折ると、買ってからちゃんと乗ったのは2回だ。
1回目は、自転車を買ったお店である渋谷のワイズロードから自宅までの17キロ程度。
ワイズロードは渋谷警察署の向かいにあり、国道246号線に面している。ぼくの家は横浜市青葉区にあるため、この道をまっすぐ西に進んでいけば家に帰り着けるはずなんだけれど、まあとにかくこの「車道を生身で走る」というのがとんでもなく怖いんだ。
ぼくがこの自転車の前に乗っていたのは小径の街乗り用で、そりゃもうしょぼい代物。当然歩道をちまちま走っていたわけだけど、道路交通法からいくと自転車は「軽車両」であり、本来車道を走るものだ。先日の法改正でそうなったと思っている人が多いみたいだけど、本当はずっと昔からそうなんだよ。
とはいうものの、そんな理屈なんかまったくどうでもいいくらい怖い。246にはバスがばんばん走っていてしょっちゅうバス停にとまるし、ということはぼくはそのバスの右側を追い越さないといけないし、そのすぐ右には追い越し車線があってすごいスピードの乗用車やバイクが流れている。怖い。
そして、この時のぼくは「原則左寄り」のことも「二段階右折」のことも知らないで走っている。普通に右折車線に入って、自動車と一緒に右折したりしていた。いま思うとよく死なずに帰ってこられたな。
そして、これは完全に自分のせいなんだけど、生まれ持った方向音痴のおかげで今回もとことん迷った。渋谷から自宅まで2時間半程度かかってしまった。
このようにして、ぼくのロードバイク初日は散々に終わった。いろいろ恐怖を植え付けられて家に帰ってくることになってしまったんだ。
2回目は、友人である @Baro の家へ行って帰ってくる往復20キロ程度の道のり。
そもそもぼくの家のまわりはゆるやかな丘になっているので、行きも帰りもある程度の坂道を上り下りする必要があるのだけど、それに加えて彼の家のまわりはかなり気合いの入った山道だったので、太ももがいかれるほどペダルをまわす必要があった。
ロードバイク乗りには何種類かの人間がいるようで、その中には峠道をガンガン上り下りすることを喜びとしている人もいるようだけれど、ぼくにはいまのところ彼らの気持ちはあまりよくわからない。僕はできれば平坦な道を長距離走ってどこか遠いところに行きたいなと思って自転車を買ったので、山道なんか走りたくはないんだ。
あるいは漕ぎ方がよくなかったのかもしれない。あるいは姿勢がよくなかったのかもしれない。あるいはただ単にぼくの体力や筋力がないだけかもしれない。いずれにせよこの日の道のりはとんでもなくしんどいものになってしまった。
というわけで。
ロードバイクというマシンの素晴らしさに笑いがこみあげる前に、恐怖によってフタをされてしまい、どこまででも行ける感覚に酔いしれる前に強烈な坂道にたたきのめされ、ローディへの道は意外ときびしいなと思い知った次第です。
やっぱまずは体力作りだな。あと道を覚えること。車道の怖さは慣れだと思うし、それさえ乗り切ればかなり楽しい世界が待っている気がする。