Posted: 10月 27th, 2009 | Author: Daichi Sakota | Filed under: 日記 | Tags: diary | No Comments »
昨日「ゆっくり語りたい」と書いたけど、それはもちろん比喩的な表現だ。ブログのような文字の世界には、本来の意味での「速度」はない。それなのに「ゆっくり語る」と表現したのには、せかせかと必死に語ることはしたくない、というような意図があった。
ぼくにとって「ゆっくり語る」とは、おおむね下記のようなことである。
- 自分の持っている知識を自慢したり、自分の持っていない知識を恥じたりしない。
- はりきって得意げに難しい言葉を使わない。
- 世間で語られている事象や言説、自分に向けられた意見や批判に、脊髄反射で反論しない。
- 手書きの時に書けなさそうな、極端に難しい漢字を使わない。
- 日常でほとんど使わなさそうな、ヘンテコな言い回しをすることは避ける。
- 「更新するための更新」はしない。
ブログを一定の期間続けたことがある人なら、最後のひとつがいかに難しいことかはわかってもらえると思う。
「最近更新してないから更新しなきゃ」と思う、そのこと自体はもちろん悪いことじゃないけれど、それに囚われてしまうと自分の言いたいことがほとんど言えなくなってしまうので、ブログをやっている意味がなくなってしまう。だから気にしすぎないようにする、という感じ。
ところで、このブログで何について語るかはまだ決めていない。
ぼくが何に興味を持っているかで取り上げるテーマが変わっていくと思うけれど、特にいま興味があるのは「現代日本社会のなりたち」などです。テーマとしてはちょっと固いけれど、なるべくかみくだいて語っていきたいと思う。
Posted: 10月 27th, 2009 | Author: Daichi Sakota | Filed under: 日記 | Tags: diary, information | 1 Comment »
Hello again.
サーバー移転手続きのミスで「Katakoto」の過去ログがすべて消えてしまった時、ちょうどいい機会だからブログなんてやめてしまおうかな、と考えた。
ぼくにはすでに Twitter やポッドキャストといった「自分の言葉を語る場所」があり、それでべつだん不満や不足は感じていなかったから。
それでも結局(ご覧の通り)ぼくはブログを再開することを選んだ。
Twitter はあくまで「つぶやき=ひとりごと」であり、誰かに何かを伝えたいという明確な意思の元で発せられた言葉ではない。
ポッドキャストは自分の声でより直接的に語ることができるけど、そもそもぼくひとりでやっている活動ではない。
ぼくが「自分の言葉」として誰かに本当に語りたい言葉は、そのどちらでも語れないんだ──そのことに気づいた時、ぼくは語ること自体ををさぼっている最近の自分を発見した。
そういうわけで、また WordPress をダウンロードしてきてサーバーへインストールし、適当なブログスキンとプラグインをどこかから借りてきて、ひととおりの体裁を整えた。
今後もやっぱり更新頻度は高くならないと思うし、相変わらず万人受けはしない内容になると思うけど、たっぷりとした読みがいのある文章を載せることを目指していきたいと思っています。
更新情報は Twitter の方に流すので、ぜひそちらからもチェックしてください:
http://twitter.com/trico_lour
しかし、いまさらぼくは何を語るんだろう?
世の中に対して常にケンカを売るような姿勢で怒鳴り散らしていた昔のような、するどく尖った言葉はもう語れないし、語るつもりもない。
ちょっと考えた後で、昔よりもボリュームを落としてゆっくり語れればいいな、と思った。
ゆっくり語れば、たぶんもうすこしくらいは流暢に聞こえるだろう。